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【株式評論家の視点】トヨタ自動車の底打ち、出直りに市場の期待は大きい
<銘柄の見所>
トヨタ自動車 <7203> の底打ち、出直りに市場の期待が高まっている。11月6日に中間決算を発表したが、営業利益は1兆2555億円と前年同期比81%の大幅増益を達成した。つれて通期予想も従来の1兆9400億円から2兆2000億円(前期比67%増)に上方修正された。これまでのピーク、2008年3月期の2270億円に肉薄するほどの好業績である。
それにも関わらず株価は一時、さらに売り込まれる想定外の動きとなり、以後も調整色の強い展開になっている。事前の市場の予想値を下回ったことが下げの要因として指摘されている。ただ、期待値と言っても、発表直前に先取り相場が形成された形跡もなく、後付けの解釈と言えそう。
ただ、中間決算の中身を見ると、生産台数はほぼ横ばいで、円安による輸出採算の回復、原価改善による日本拠点の収益力アップが増益の主な要因である。今後とも円が現状水準で推移した場合、来期は為替メリットが剥落する。そうした状況所の中で来期も増益を確保することができると、投資家が確信を持てないでいることが調整の要因と思われる。
しかし、アナリストは円安寄与で今期は史上最高利益更新の可能性が強いと見ている。しかも、米国ではリーマンショック後の景気悪化で買い控えていた需要が徐々に顕在化してくること。それに新興国についても景気回復の波に乗り需要が増加、生産台数が増加することで、来期以降も増益維持の可能性が強いという。日本の輸出関連株の代表的存在とあって、同社の出直りは市場に大いなる安心感を与えることになる。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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