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日産自動車:2020年までに自動運転を実用化すると発表、世界の有力大学とすでに共同研究を実施
【8月28日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 日産自動車(東:7201)は、2020年までに同社の複数の車種において、自動運転を実用化することを発表した。また同社は、マサチューセッツ工科大学(MIT)、スタンフォード大学、東京大学など世界トップレベルの大学と共同で、自動運転技術の研究を行っていることを明らかにした。
日本ではすでに、自動運転開発専用のテストコースを建設中であり、2014年度中の完成を予定している。日産の自動運転車は、2020年以降、2回のモデルチェンジの中で、幅広いモデルラインナップに同技術を搭載することを目標にしている。
日産の自動運転技術は、車両の周囲360度の危険をモニタし、必要な場合にはドライバーへ警告を発し、アクションを取るというセーフティ・シールドの考え方の延長線上にある。たとえば、南カリフォルニアで開催しているイベント"日産360"で展示している自動運転技術では、高速道路走行時においては、詳細な地図データなしに自動で走る。レーン走行を維持したり、レーンを変更したり、障害物を回避したりすることができる。また、標準的な車載ナビゲーションシステムにより、目的地に向かうためにどこで曲がれば良いか、車は予め認識するという。
同社は、将来的には、自動運転技術がドライバーの労力を減らし、高齢者や障がい者の“自立"を支援するのにつながるとしている。【了】
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※この記事はSakura Financial Newsより提供を受けて配信しています。
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