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一光と鈴与エネルギー、10月1日に合併へ 新会社は「ENEOSウイング」
JX日鉱日石エネルギーと鈴与商事は1日、両社の共同持株会社であるJ&Sフリートホールディングス傘下のサービスステーション(SS)運営子会社である株式会社一光と鈴与エネルギー株式会社の事業統合について、一光を存続会社とする吸収合併の方法をとることを決定したと発表した。
合併期日は2013年10月1日の予定。新会社の商号は「ENEOSウイング」となる。新会社の代表取締役会長には鈴与エネルギー社長の入谷孝裕氏、代表取締役社長には一光社長の吉川志郎氏が就任する。従業員数は1,948人で、SS数は410ヵ所となる。
一光と鈴与エネルギーは、大型トラック対応型SSのネットワークを全国に有し、運送会社向け軽油販売の分野(フリート業界)では国内有数のSS運営会社。
JXエネルギーと鈴与商事は、内需の減少等、今後一層厳しさが増すと予想される業界環境を踏まえ、今年2月に共同持株会社であるJ&Sを設立し、経営基盤を更に強固なものとするために子会社である一光と鈴与エネルギーの事業統合について検討してきた。統合新会社は両社がこれまで培ってきた知見ならびに経営資源を結集し、国内の物流を支えるフリート事業者として、ガソリン・軽油等石油製品の安定供給を目指す。
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