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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ネクストが上げ相場に勢い、06年の上場来高値も視野、主力のインターネットを活用した不動産情報サービス好調
不動産情報サービスのネクスト <2120> の株価が動意付き、年初来高値を更新している。今期(14年3月期)は先行投資負担で営業減益見込みだが、中期成長期待で06年11月の上場来高値も視野に入りそうだ。
インターネットを活用した不動産情報サービス事業が主力で、47都道府県全てをカバーする総掲載物件数NO.1の不動産・住宅情報サイト「HOME’S(ホームズ)」を運営している。掲載物件数は13年3月(平均)で前年同月比42万件増加の404万件、加盟店数は13年3月末で前年比500店舗増加の1万437店舗である。
国内の地域情報サービス事業は縮小し、海外はタイとインドネシアへ積極展開する方針だ。中国については持分法適用の現地子会社を一旦清算して自社による再参入を検討している。なお7月11日には、国内初の不動産業界特化型SNSプラットフォーム「HOME’S PRO(ホームズ・プロ)」の提供開始を発表している。同業者間での情報共有や連携を促進し、不動産業界全体の活性化を目指している。
今期の連結業績見通しは売上高が前期比9.0%増の130億41百万円、営業利益が同16.9%減の13億22百万円、経常利益が同15.2%減の13億14百万円、純利益が同20.8%増の7億41百万円としている。広告宣伝費の増加、新規事業や海外展開の先行投資などで営業減益、経常減益だが、純利益については特別損失一巡で増益見込みだ。
「HOME’S(ホームズ)」のサイト訪問者数は増加基調である。6月20日に発表した4月~5月売上高(速報値)の第1四半期(4月~6月)予想に対する進捗率は71.2%、通期予想に対する進捗率は17.3%だった。計画を上回る水準であり、通期業績上振れの期待も高まるだろう。なお8月7日に第1四半期業績の発表を予定している。
株価の動きを見ると、6月26日の直近安値950円をボトムとして急反発し、1100円近辺のフシを突破して上げ足を速める展開となった。7月18日には前日比245円(18.08%)高の1600円まで急騰する場面があった。
7月18日の終値1450円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS39円49銭で算出)は37倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間7円90銭で算出)は0.5%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS482円21銭で算出)は3.0倍近辺である。
上ヒゲを付けて目先的な過熱感を強める形になったが、月足チャートで見ると2月高値1219円、09年9月高値1500円を一気に突破して先高感を強めている。中期的な成長期待が強く06年11月の上場来高値2050円も視野に入りそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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