ソフトバンク、米スプリント買収を完了

2013年7月11日 12:04

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取引完了後のストラクチャー図(画像:ソフトバンク)

取引完了後のストラクチャー図(画像:ソフトバンク)[写真拡大]

 ソフトバンクは11日、7月10日(米国東部時間)に、米国のスプリント・ネクステル・コーポレーションの事業への約216億ドル(約1.8兆円)の投資を完了したと発表した。

 同取引では、スプリント株式の約72%は1株当たり7.65ドルの現金と交換され、残りの株式はスプリントを承継してニューヨーク証券取引所の上場会社となったスプリント・コーポレーション(新スプリント)の株式に1対1の割合で転換された。

 同取引の結果、ソフトバンクは米国持株会社を通じてスプリントの完全親会社である新スプリントの株式の約78%(完全希薄化ベース)を保有することになり、スプリントを子会社化した。なお、スプリントはスプリント・コミュニケーションズ・インクに社名を変更している。

 また、今回の取引の完了に先立つ7月9日(米国東部時間)に、スプリントは米国の高速無線通信会社であるクリアワイヤ・コーポレーションを完全子会社化している。

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