ニチレイフーズ、千葉県船橋市に冷凍食品工場を新設 約55億円を投資

2013年6月13日 18:36

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完成予想図(画像:ニチレイフーズ)

完成予想図(画像:ニチレイフーズ)[写真拡大]

 ニチレイグループのニチレイフーズは13日、千葉県船橋市に新たに事業用地を取得し、調理冷凍食品工場を新設すると発表した。

 所在地は千葉県船橋市高瀬町で、敷地面積は約33,000m2。投資金額は約55億円(土地代ならびに工場建設費等)。家庭用冷凍食品(お弁当用商品、おかず・惣菜商品など)を生産し、生産能力は約9,000トン/年。従業員数は約250人となる予定。2014年3月の完工を予定している。

 今回の新工場では新技術を導入することによる商品力の強化を進めていくと共に、ラインの機械化・省人化による生産性の向上を目指している。さらには、新工場を中心とした同社生産拠点の最適配置を進め、効率的な生産・供給体制を構築していく。また、今回の用地取得は、将来の成長路線を見据えた生産能力の拡大余地を確保するもの。

 なお、新工場では冷凍設備の脱フロン化や全エリアLED照明など環境に配慮した省エネルギー対応を推進するとともに、品質管理体制も強化していく。

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