ヤクルトが岡山に新工場建設、2015年1月に全面操業　大阪と神戸は工場閉鎖へ

　ヤクルト本社は13日、同社の生産子会社である株式会社岡山和気ヤクルト工場の工場建設工事を開始すると発表した。

　岡山和気ヤクルト工場は、ヤクルト類のボトリング工場として岡山県和気郡和気町において2014年10月から一部操業を開始し、2015年1月からの全面操業を目指す。

　また、岡山和気ヤクルト工場の操業開始にともない、現在稼働中の大阪ヤクルト工場と神戸ヤクルト工場は閉鎖する。大阪ヤクルト工場と神戸ヤクルト工場は、敷地面積、建屋構造等の制約により将来の設備投資に対して十分な環境にないことから、岡山和気ヤクルト工場を存続会社として吸収合併し、生産能力を同社へ移転集約する。これにより、顧客が求める「食品」の安全・安心に対して、より高品質の乳製品を届けられる生産体制を構築する。