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J-オイルがインド市場に進出、現地メーカーと合弁会社設立
J-オイルミルズは6日、豊田通商、インドの大手食用油脂メーカーであるルチ・ソヤ社と共同で、高付加価値植物油脂の製造・マーケティングを目的とする合弁会社を設立することで合意したと発表した。
今回の合意は、J-オイルミルズが現在進めている第三期中期経営計画の重点施策である「海外での油脂事業展開」の一環として、植物油需要の伸長が目覚ましく、世界第二位となる約1,600万トンの年間油脂消費量を誇るインド市場(過去10年平均4.5%の増加)への進出を目的としたもの。
ルチ・ソヤ社は、インド国内における食用油脂の製造・販売を手掛け、広範な販売網を持つ最大手の企業。合弁会社はルチ・ソヤ社から原料調達をし、製造・マーケティング業務を担い、販売はルチ・ソヤ社がインド全土に持つ幅広い販売ネットワークを活用する。豊田通商は合弁会社の運営コーディネートや新たな販売先の開拓、J-オイルミルズは合弁会社への技術供与を行っていく。2013年度は業務用製品の製造・販売から始め、2014年度より家庭用製品の製造・販売に拡げていく方針。
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