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マクラーレン、最新モデル「P1」を日本初公開 価格は9661万円
写真:マクラーレン・オートモーティブ[写真拡大]
名門F1チーム「マクラーレン」のグループ企業であるマクラーレン・オートモーティブとアジア太平洋地域の販売を統括・運営するマクラーレン・オートモーティブ・アジアは28日、ハイパフォーマンス・スポーツカー「マクラーレン P1」の実車を日本初公開した。生産台数は375台限定で、日本国内における車両販売価格は9661万5000円(税込)。
「マクラーレン P1」は、「MP4-12C」「MP4-12C Spider」に続く、マクラーレン・オートモーティブのハイパフォーマンス・モデルの第3弾。オンロードおよびサーキットにおける世界最高のドライバーズカーを作り上げることを目標に、50年に渡って培ってきたエアロダイナミクスと軽量カーボン・ファイバー・テクノロジーをはじめとするレーシングの専門技術と実績、画期的なロードカー製造における経験の集大成として開発された。
マクラーレンは世界初のカーボン製F1マシン(1981年の「MP4/1」)、そして世界初のオール・カーボン製ボディのロードカー(1993年の「マクラーレン F1」)を開発するなど、カーボン・ファイバー・テクノロジーにおけるパイオニアで、これまでどのメーカーよりも多くカーボン製ロードカーを生産してきた。「マクラーレン P1」にもカーボン・ファイバー製MonoCageを採用しており、ルーフ、ボディ下部、ルーフ・シュノーケル、エンジン・エア・インテーク、バッテリーおよび電源ハウジングを含む重量はわずか90kgと、ロードカー史上最軽量レベルのボディ構造を誇る。
また、「マクラーレン P1」は、ミッドシップ3.8LツインターボV8ガソリン・エンジンと高効率なモーターを備え、最高のスロットル・レスポンス、日常のドライバビリティ、そして最高速度を最適なバランスで実現している。ガソリン・エンジンとモーターを組み合わせることで最高出力916PS(903bhp)、最大トルク900Nmを発揮し、あらゆる回転域で優れたスロットル・レスポンスをもたらす。
そして、F1由来のテクノロジーであるドラッグ・リダクション・システム(DRS)とインスタント・パワー・アシスト・システム(IPAS)により、0-100km/h加速は3秒未満、0-200km/h加速は7秒未満という驚異的なパフォーマンスを発揮する。0-300km/h加速は17秒未満で、これは伝説のロードカー「マクラーレン F1」と比べて5秒も短縮されている。最高速度に関しては、リミッターの作動により350km/hに制限されている。
さらに、効率性においても圧倒的なパフォーマンスを有し、CO2排出量は200g/km未満を実現しているほか、モーターのみでも10km以上のゼロエミッション走行が可能。
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