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デンソーが新型レーザーレーダーを開発、ダイハツ「ムーヴ」に採用
デンソーは10日、軽自動車初となる衝突回避・衝撃緩和等に寄与するシステムのセンサーとして搭載される新型レーザーレーダーを開発したと発表した。
新たに開発したレーザーレーダーは、市街路や渋滞といった低速域での使用を念頭にスキャンする領域・距離を設定することで、レーザー光発信の機構を簡素化した。また、ECU機能を有する信号処理基板の採用により、従来、別部品となっていたECUを統合し、システムからECUを削減することに成功した。こうした技術や小型レンズの採用等により、求められる性能を確保したうえで小型化・低コスト化を実現し、軽自動車への衝突防止・衝撃緩和システム実現に貢献している。
なお、新たに開発したレーザーレーダーは、2012年12月に発売された「ダイハツ ムーヴ」の衝突回避支援システム「スマートアシスト」に採用されている。
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