レクサス、「HS250h」をマイナーチェンジ スピンドルグリルを導入

2013年1月24日 16:34

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HS250h(画像:トヨタ自動車)

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 トヨタ自動車の高級車ブランド「LEXUS(レクサス)」は、「HS250h」をマイナーチェンジし、全国のレクサス店を通じて1月24日に発売した。価格は410万円(税込)から。

 “プレミアムセダンの新種”として2009年に誕生したHS250hは、今回の改良でLEXUSのデザインアイコンである「スピンドルグリル」を導入するとともに、ボディ剛性の強化などにより乗り心地や静粛性を向上させた「上質な走り」を実現。ハイブリッドプレミアムセダンの先駆者として、「Harmonious Sedanの更なる進化」をテーマに環境性能と快適性に磨きをかけた。

 新型「HS250h」のエクステリアデザインは、力強い存在感を放つ「スピンドルグリル」やL字型デザインを取り入れたLEDフォグランプを採用するなど、フロントのデザインを一新。また、車高を10mm下げることで低重心で踏ん張り感のあるスタイリングを実現している。インテリアでは、内装色にエクリュ、ブラック&ガーネットなどを新採用。オーナメントパネルには、環境負荷を抑制する日本ならではの天然素材バンブーや匠の手技によって創り出された縞杢(しまもく)を設定するなど、自然や人との調和を演出しながらもさらに洗練されたデザインに変更した。

 走りに関しては、吸・遮音材の追加や材質変更などにより快適性の基礎となる静粛性を大幅に向上。さらに、スポット溶接打点の追加によりボディ剛性を強化するとともに、車体の前後にパフォーマンスダンパーを採用することで、操縦性・走行安定性を向上させた上でよりなめらかな乗り心地を実現した。また、ドライブモードセレクトに「SPORT MODE」を設定。従来型で実現した力強い加速性能に加え、電動パワーステアリングの特性変更により機敏な走りを実現した。

 環境性能においては、ハイブリッドシステムの制御の見直しや充電効率の改良などにより燃費を向上させ、20.6km/L(JC08モード走行燃費)を実現。また、環境に配慮した植物由来のエコプラスチックの採用範囲をルーフトリムやピラーガーニッシュの内装表皮などに拡大している。

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