現代・起亜自動車、中国シェア初の10%突破

2012年12月26日 17:32

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 韓国の現代・起亜自動車が中国市場に進出後、初めてシェア10%を突破した。

 現代・起亜自動車は24日、今年1~11月に中国市場で119万8194台を販売したことを明らかにした。

 中国市場シェアは10.4%で、1位フォルクスワーゲンと2位ゼネラル・モーターズ(GM)に続いて3位となった。

 現代・起亜自動車は今年下半期、朗動(韓国名アバンテ)、K3 等、主力準中型新車を相次いで発表し、9月に続いて11月にも月間売り上げ最高記録を更新するなど、好調な売り上げが続いている。

 また、SUV(スポーツ・ユーティリティー車)市場でもシェアを拡大しつつあり、中国の3工場で生産する予定の新型サンタフェまで加勢すれば、収益も大幅に上がると予想される。

 また、2014年には起亜自動車の中国工場3カ所が完成する予定で、現代・起亜自動車の174万台生産体制が構築されれば、今後の成長潜在能力がさらに高くなると見られる。

 現代・起亜自動車関係者は、「来年は日本企業等の反撃と中国政府の自国ブランド保護政策など、難しい経営環境が予想されるが、中国内陸地域の開拓、優秀なディーラーの育成など、より充実した経営活動を行っていく」と伝えた。(翻訳:中川)

※この記事は재경일보提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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