レクサス、スポーツカー「LFA」の予定生産台数500台を生産完了

2012年12月17日 16:40

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生産500台目となる「LFA」(写真:トヨタ自動車)

生産500台目となる「LFA」(写真:トヨタ自動車)[写真拡大]

 トヨタ自動車は17日、同社の高級車ブランド「LEXUS(レクサス)」において、2シータースポーツカー「LFA」の予定生産台数500台の生産を完了したと発表した。LFA生産最後の500台目となる車両は12月14日にLFA工房で生産されたのち、品質検査、走行テストを経て顧客のもとに届けられる。

 LFAは2010年12月に第1号車を生産開始し、その舞台となった生産拠点「LFA工房」では1日に1台のペースでLFAを生産してきた。2012年1月からは標準仕様のLFAに加え、よりサーキット走行に軸足を置いた仕様の「LFA Nurburgring Package」の生産も開始した。

 なお、LFAの開発・生産を通じて得られた技術、特に炭素繊維強化樹脂(CFRP)部品の生産ノウハウとともに人の五感に響く官能性能を重視したエモーショナルなクルマづくりの精神は、今後のLEXUS車両に幅広く継承していく予定。

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