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江崎グリコ、近畿グリコ乳業を来年5月に解散へ 5工場は分社化
江崎グリコは19日、同社の連結子会社であるグリコ乳業が孫会社の設立並びに解散について決議したと発表した。
近年の厳しい経営環境の中で、グリコ乳業の生産部門においてはより一層のコスト競争力、品質力、柔軟な供給力のレベルアップが必要になっており、同社はこれらの課題を解決するために各種施策を推進する方針。その一環として今回、自社の5工場(東京、那須、岐阜、広島、佐賀)を分社化することにより、生産構造の改革を図ることを決定した。
具体的には、同5工場の所在地にそれぞれ新会社を設立し、各工場の生産機能を移管する。同新会社の設立時期は2013年5月下旬の予定。「人員削減、賃金カット等は行わないため分社化することによって直ちにコストダウンになる訳ではないが、長期的な視点に立ち、将来の環境変化に対応するための体制を整える」と江崎グリコは説明している。
また、同孫会社の設立に伴い、近畿グリコ乳業(兵庫県)はその機能を他の会社に移管するため、2013年5月下旬に解散する。
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