丸紅、米機器リース事業会社を約240億円で売却

2012年11月15日 11:44

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 丸紅は14日、同社グループの100%子会社である米国の機器リース事業会社CoActiv Capital Partners, Inc.のグループ持分100%を、カナダの機器リース事業会社であるElement Financial Corporation(EFC)に譲渡することでEFCと合意したと発表した。

 CoActiv米国の100%子会社であるCoActiv Capital Partners Canada Inc.をEFCに売却した上で、CoActiv米国の株式をEFCの100%子会社であるElement Financial (US) Corporationを通じてEFCに売却する。なお、同売却に伴う丸紅への入金金額は有利子負債返済代金を含めて約3億ドル(約240億円)となる。

 丸紅は、中期経営計画SG-12の達成及びその後の持続的な成長の実現に向け、コア事業への新規投融資を推し進めている。CoActiv米国の業績は順調であるものの、米国における丸紅の成長戦略の加速と資産効率の更なる改善を目的として、今回同社の売却を決定した。

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