住友金属鉱山と日立電線、リードフレーム事業と伸銅事業を統合

2012年10月29日 16:02

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 住友金属鉱山と日立電線は29日、住友金属鉱山のリードフレーム事業と日立電線のリードフレーム事業を統合すること、および日立電線の伸銅事業(銅管事業および黄銅事業を除く)へ住友金属鉱山が資本参加することについて本日決議し、同日に両社は事業統合契約を締結したと発表した。

 住友金属鉱山のリードフレーム事業、日立電線のリードフレーム事業および伸銅事業(銅管事業および黄銅事業を除く)は、個々にその経営効率化および事業体質の強化に努めてきたが、両社のリードフレーム事業とその川上工程である銅条部門を有する日立電線の伸銅事業の経営資源を結集することでより大きな相乗効果を期待できるものと判断し、今回これら事業の統合を決定した。なお、同統合による損益改善効果は年間10億円程度を見込んでいる。

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