ヤマハ発動機、タイ市場向けATコミューター「Mio125i」を発売

2012年10月22日 12:31

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「Mio125i」2012年タイ向けモデル(画像:ヤマハ発動機)

「Mio125i」2012年タイ向けモデル(画像:ヤマハ発動機)[写真拡大]

 ヤマハ発動機は19日、同社独自のフューエルインジェクション「YMJET-FI」を備える水冷4ストローク125cc AT(オートマチック)エンジンを搭載するコミューター「Mio125i」を開発し、タイのグループ会社TYM(Thai Yamaha Motor Co., Ltd.)にて10月中旬よりタイ市場に導入すると発表した。

 タイの二輪車市場は年間約200万台(2011年/ヤマハ発動機調べ)で、この中でATモデルは約5割を占めている。AT市場の定番モデルのひとつとして2010年から販売している現行モデル「Mio125」は、スポーティな走りと外観が若者の支持を集め、タイ国内で累計約18万台を販売している。この後継となるのが今回の「Mio125i」で、同モデルは2012年春より同市場に導入した「Mio115i」、「TTX」、「NOUVO SX」と同じく、ヤマハ発動機の中期成長戦略「アセアン二輪車における商品力・収益力向上」の取り組みのひとつとなるモデル。

 「Mio125i」は、現行モデルの持つ優れた走行性や収納性などの実用機能を受け継ぎながら、新たに「YMJET-FI」を採用することで燃費向上を図るなどさらに魅力を高めた。

 主な特徴は、優れた経済性とスムースな加速性を実現する「YMJET-FI」エンジン、ライダーのスロットル操作への反応がリニアで滑らかな変速特性、軽快なハンドリングに貢献する従来比3kg軽量のボディ、燃費と乗り心地を両立させる転がり抵抗の少ない専用タイヤなど。また“Aggressive, Sharp, Sporty”をテーマにデザインしたボディは一層スポーティで躍動的な外観とした。なお、製造はTYMが行う。

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