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キリンHD、国内綜合飲料新会社設立に伴うグループ内会社分割を発表
キリンホールディングス(HD)は15日、2012年8月3日に公表した国内綜合飲料新会社「キリン株式会社」の設立につき、本日開催の取締役会において、キリンHDが有する国内綜合飲料事業の管理機能及び専門サービス提供機能に係る事業並びにキリンHD100%子会社であるキリンビール、キリンビバレッジ及びメルシャンの全株式を、キリンHD100%子会社であるキリングループオフィス(2013年1月1日付で「キリン株式会社」に商号変更予定、以下「承継会社」)に承継させる吸収分割契約の承認を決議し、同日、承継会社との間で契約を締結したと発表した。
また、今回の分割により承継会社の100%子会社となるキリンビール、キリンビバレッジ及びメルシャン(総称して「分割子会社」)の3社と承継会社との間においても本日付で吸収分割契約が締結され、分割子会社が有する酒類・飲料事業の企画・広報等のコーポレート機能及び研究開発機能に係る事業をそれぞれ承継会社に承継させることとした。
キリングループは、「ブランドを基軸とした経営」を国内においてスピード感をもって推進していくべく、「キリン株式会社」を設立することとしている。新会社の下、事業を中心にあらゆる企業活動を通じて「お客様や社会との共有価値の創造」に取り組み、重点ブランド強化及びイノベーション創造に向けて酒類・飲料の事業の枠を越えた全体最適での戦略的な資源配分を行うとともに、重複機能の効率化などの構造改革によるコスト削減を図り、競争優位なポジションの獲得を狙う。また、酒類事業・飲料事業が一体となって各事業で培った知見・ノウハウを結集することで、新たなカテゴリーやビジネスモデルを創造し、顧客や社会への新たな価値を提供していく。
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