住友ゴム、トルコにタイヤ製造・販売の合弁会社を設立 約400億円を投資

2012年9月24日 13:11

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 住友ゴム工業は21日、タイヤ事業におけるグローバル展開の一環として、今後更なる拡大が見込まれる中東・北アフリカ・ロシア及び欧州への供給拠点として、トルコに製造・販売の合弁会社を設立すると発表した。

 今後大幅な販売増が見込まれる中東・北アフリカ・ロシア等新興市場及び欧州市場向けに、より市場に近いトルコから供給することで、フレートやリードタイムで大きなメリットが見込まれるという。またトルコ国内市場についても、日系自動車メーカーの生産増が見込まれるなど、新車用、市販用共に今後の拡大が期待できるという。

 新会社は、2012年10月の設立、2015年7月の生産開始を目指し、合弁相手先であるAbdulkadir Ozcan Otomotiv Lastik社(略称:AKO)と21日に調印を行った。出資比率は住友ゴム80%、AKO20%。乗用車用ラジアルタイヤおよびライトトラック用タイヤの製造・販売を担う。総投資額は約400億円。

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