三井物産がシンガポールでビジネスパークのビル開発事業参画

2012年8月23日 11:00

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記事提供元:エコノミックニュース

 三井物産は、シンガポール政府系の大手不動産開発会社アセンダス社と、シンガポールのワンノース地区で開発が進められているビジネスパーク内でのビル開発事業に日系企業として初めて参画。関係当局の許認可を受け、2012年8月22日にアセンダス社の100%子会社のアセンダス・ランド・シンガポール社と共同出資でSPC(当社出資比率25%)を設立した。

 ワンノース地区は、シンガポール政府が2001年から開発を進めている国家プロジェクト地区で、約200ヘクタールのエリアにバイオメディカルサイエンス・ICT・メディア・自然科学・エンジニアリング等の高付加価値産業育成を目的に世界水準の研究施設とビジネスパークの整備を推進。このほど着手する「フュージョノポリス・フェーズ5」は、ワンノース地区の中でも最先端の研究施設を備えるフュージョノポリスエリアの中心部に立地し、地下鉄「ワンノース駅」に直結し都心部からも近く、高速道路ジャンクションも至近距離にあるため、徒歩・車の両面でアクセス・利便性に優れている。

 同社はこれまで日本国内でのオフィスビルや物流施設の開発・REIT運営事業に加え、シンガポールでの産業施設特化型REITを通じたアセットマネジメント事業運営を手掛け、内外の産業施設系不動産の新しいビジネスモデルを取り入れてきた。今後も幅広い産業をカバーするネットワークを活かし、アジア最大級のビジネス・スペース・デベロッパーであるアセンダス社との協業を積極的に検討・展開。グローバルな視点での産業・経済発展に貢献していく。

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