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角川グループHDとKDDI、電子書籍サービス事業の共同推進開始
角川グループホールディングスならびに角川グループの電子書籍プラットフォーム「BOOK☆WALKER」を運営する角川コンテンツゲートおよびKDDIが、それぞれの提供するサービスを相互に連携させることによる、電子書籍市場の発展に向けた取り組みを共同推進することに合意した。
第一弾の取り組みとして、2012年6月1日より、KDDIが提供する電子書籍配信サービス「LISMO Book Store」において、角川GHD傘下各社が保有する約5000タイトルの電子書籍の販売を順次開始。また、角川グループとの共同推進開始に伴い、映像化作品など人気タイトルの電子書籍を特別価格にて、2012年6月1日から2012年6月15日まで期間限定の配信も実施するという。
第二弾の取り組みとして、2012年6月末を目処に、角川コンテンツゲートの運営する電子書籍配信サービス「BOOK☆WALKER」において、書籍を購入する際の代金を毎月のau携帯電話料金と合算して支払うことができる「auかんたん決済」の導入を開始。同時に、KDDIの提供するauスマートパスの会員向けに特別クーポン等の特典を提供する。
さらに今年度中を目途に、「LISMO Book Store」と「BOOK☆WALKER」のID連携による共有本棚連携 (「LISMO Book Store」で購入した電子書籍は、「BOOK☆WALKER」でも読める) を共同で検討すると共に、両社のサービスを横断した機能の実現を検討するという。ディー・エヌ・エー <2432> の子会社であるエブリスタが主催する電子書籍大賞の実施など、電子書籍を巡る動向が活発化している。電子書籍元年と言われた2010年から2年。ようやく電子書籍の本格的普及が始まったと言えるのかもしれない。
※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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