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楽天がマレーシアでEC事業参入
記事提供元:エコノミックニュース
楽天が、マレーシアにおいて、Rakuten Malaysia Sdn.Bhd.を設立し、同国でEC事業に参入すると発表。日本の「楽天市場」と同様のB2B2C型のインターネット・ショッピングモール「Rakuten Online Shopping」を今年後半に開業する。
今回のマレーシア市場への参入は、東南アジア地域におけるEC事業では、2009年のタイ、2011年のインドネシアに続き、3番目の展開。当初は大手小売等の店舗を中心に、ファッション、デジタル・電機機器、書籍、高級品などの多種多様な店舗・商材を提供していく予定だという。中長期的には、日本の「楽天市場」をはじめ、アジア、欧州、北米、南米の各国・地域における楽天グループ傘下のECサイトとの連携も検討している。
マレーシア統計局によると、2011年実質GDP成長率5.1%と安定した経済成長率を誇り、人口約2840万人のうち約1700万人がインターネット利用者だという。また、物流や電子決済といったインフラも整備されているため、EC分野においても高い成長が見込まれている。こうした状況を受けての今回の参入となる。
4月にはブラジルにもインターネット・ショッピングモールをオープンさせるなど、積極的に海外展開を進めている楽天。中国からの撤退に見られるように、海外での成功には障害が多い。マレーシアでの参入はどのような展開をみせるのか。注目が集まりそうである。
※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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