東芝、双日と共同でベトナム石炭火力発電所プロジェクトを受注 総額664億円

2012年5月23日 17:31

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 東芝と双日は23日、韓国・大林産業と共同で、ベトナム北部のタイビン省におけるタイビン2石炭火力発電所プロジェクトを、ベトナム国営石油公団(ペトロベトナム)の子会社で同プロジェクトのEPC契約者であるペトロベトナム建設から受注したと発表した。

 受注したのは1,200MWの石炭火力発電所プロジェクトで、3社の受注総額は約8.3億ドル(約664億円)。なお、同案件はペトロベトナムの発電プロジェクトの中でも最大級のプロジェクトの一つとなる。

 今回の受注は、石炭火力発電所の設計、機器調達、工程管理サービスを含むEPS契約。このうち、東芝と双日は蒸気タービン発電機を供給し、大林産業は発電所全体の設計・工程管理サービス、ボイラーおよび補機などの調達を行う。

 今回、ベトナムにおける双日のビジネス実績、また東芝の石炭火力発電所用蒸気タービン発電機における高い技術力、機器信頼性および米国をはじめとした世界各国での豊富な納入実績、大林産業のプロジェクト管理能力が評価され、受注に至った。同案件は2014年12月までに蒸気タービン発電機を順次納入する計画で、同発電所は2015年から運転を開始する予定。

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