富士重、先進運転支援システム「アイサイト」を北米市場に導入

2012年3月16日 16:14

印刷

 富士重工業は16日、ステレオカメラを用いた先進運転支援システム「EyeSight(アイサイト)」を、今夏から北米市場に導入すると発表した。EyeSightは、世界で初めてステレオカメラのみで全車速追従クルーズコントロール機能や歩行者、自転車をも対象としたプリクラッシュセイフティ機能を実現したシステム。既に導入している日本では、EyeSightの装着比率がレガシィ/アウトバック販売比率の約90%を占めるなど、顧客から高い評価を得ている。

 海外展開としては、昨年末に導入したオーストラリア市場に続く第二弾となる。北米市場では2013年モデルのレガシィおよびアウトバックの一部グレードに設定される。米国市場でのEyeSightの機能は、プリクラッシュブレーキ、プリクラッシュブレーキアシスト、全車速追従機能付クルーズコントロール、AT誤発進防止、車線逸脱警報など、日本仕様と同様となる。

関連記事