シャープ、業界最薄のスマホ向け手振れ補正機能搭載カメラモジュールを開発

2011年12月1日 22:25

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1/3.2型1210万画素CMOSカメラモジュール「RJ63YC100」(写真:シャープ)

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  • 1/3.2型1210万画素CMOSカメラモジュール「RJ63YC100」(画像:シャープ)

 シャープは1日、スマートフォンなどのモバイル機器向けに、業界最薄サイズ(厚さ5.47mm)を実現した光学式手振れ補正機能搭載の1/3.2型1210万画素CMOSカメラモジュール「RJ63YC100」を開発したと発表した。12月2日よりサンプル出荷を開始し、2012年1月10日から量産を開始する。サンプル価格は12,000円(税込)。

 モバイル機器は、携帯性やデザイン性を重視した薄型化へのニーズの高まりに加え、AV機器やPCとの連携が進み、搭載するカメラの高画質化や高機能化が求められている。

 同カメラモジュールは、オートフォーカス付の光学式手振れ補正機能を搭載。モジュール内部のレンズを制御するレンズシフト方式の採用と、独自の高密度実装技術により、業界最薄サイズを実現した。スマートフォンなど搭載端末の薄型化に貢献する。

 暗いシーンや、動きのある被写体の撮影など、手振れの発生しやすい様々な場面でも高画質な撮影が可能。さらに、フルハイビジョン(1080p)動画の撮影にも対応しており、手振れを抑えたフルハイビジョン映像を、大型液晶テレビなどで楽しむことができる。

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