2年連続の快挙!芸術の祭典「二科展」彫刻部に誠恵高等学校から2人の卒業生の作品が静岡県で唯一入選!

プレスリリース発表元企業:学校法人誠恵学院 誠恵高等学校

配信日時: 2024-09-06 15:30:00

「二科展」に入選した西島結太さんの作品『encounter』

「二科展」に入選した西島結太さんの作品『encounter』

「二科展」に入選した山内丈士さんの作品『集跡』

学校法人誠恵学院・誠恵高等学校(理事長:小野貴弘)は、同校芸術コース令和5年度の卒業生、西島結太さんと山内丈士さんの卒業陶芸作品が「二科展」に入選したことをお知らせします。


■本リリースのポイント
1. 本校卒業生2人の作品が静岡県で唯一、「二科展」彫刻部入選!
2. 西島結太さんは2年連続「二科展」入選!陶紙を使ってコロナ禍のマスクを制作
3. 生徒の個性を生かし、可能性を伸ばす!誰もが主役の学生時代を応援します

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/409280/LL_img_409280_1.jpg
「二科展」に入選した西島結太さんの作品『encounter』

1. 本校卒業生2人の作品が静岡県で唯一、「二科展」彫刻部入選!
当校は、1950(昭和25)年創立の高等学校です。
現在は「普通コース」のほか、「進学コース」「情報処理コース」「芸術コース」の4コースが存在し、卒業者は地元にとどまらず各方面で活躍をしております。
芸術コースは、2年生からデザイン専攻・絵画専攻・陶芸専攻に分かれ、専門性を高めた授業を展開しており、多くの芸術家を輩出しております。

陶芸専攻はガス窯・電気窯などの充実した施設があり、特にガス窯は縦・横・高さが1メートルという高校に設置されるのには珍しい大きな窯で、生徒たちは大作に挑んでいます。
陶芸部では週2回、富士宮市のプロの陶芸家・小割哲也さんによる個別指導を行っています。

このほど、芸術コース令和5年度卒業生、西島結太さん(伊東南中出身)の卒業陶芸作品『encounter』と、山内丈士さん(沼津第四中出身)の卒業陶芸作品『集跡』が静岡県で唯一、「二科展」彫刻部に入選しました。
彫刻部入選59作品中、静岡県は2作品の入選で、本校の卒業生2人の作品が静岡県で唯一選ばれるという快挙を成し遂げました。


2. 西島結太さんは2年連続「二科展」入選!陶紙を使ってコロナ禍のマスクを制作

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/409280/LL_img_409280_2.jpg
「二科展」に入選した西島結太さんの作品『encounter』

西島結太さんは、昨年の『Mississippi crisis(ミシシッピ クライシス)』に続いて2年連続「二科展」彫刻部に入選しました。
高校生が2年連続で「二科展」彫刻部入賞は、全国的にも珍しい事案です。
今回の入選作『encounter』は、新型コロナウイルスの流行によって、私達の生活に必要不可欠になったマスクをモチーフに制作。複数あるマスクと鏡の中に映るマスクで、収束の目処が立たないコロナの流行を表現しています。
焼成すると陶磁器になる「陶紙」を使って、リアリティあるマスクを制作しました。

【西島さんコメント】
「昨年に続いて2年連続で入選できたこと、とても嬉しく思います。今回は、新型コロナウイルスの流行によって私達の生活に必要不可欠なものとなった、マスクをモチーフに作品制作を行いました。複数あるマスクと鏡の中にまで写るマスクで収束の目処が立たないコロナの流行を表現しています。マスクは陶紙という素材で出来ていて、とても脆く、制作時には破損が頻発し期限までの完成が危ぶまれましたが、なんとか形にすることができました。
陶芸部として集大成となる作品だったので、このような歴史のある作品展に入選できたこと、あらためて光栄に思います。また、作品の制作を手伝ってくれた友人達や、支えてくださった先生方にもあらためて感謝を伝えたいです。ありがとうございました。」

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/409280/LL_img_409280_3.jpg
「二科展」に入選した山内丈士さんの作品『集跡』

山内丈士さんの『集跡』は、変わらない光や影に対して、変化や時間を感じさせる遺跡の朽ちたイメージを意識して制作。変化するものと変化しないものの差はとても大きいというメッセージを込めました。

【山内さんコメント】
「この展覧会で入選できてとても嬉しく思います。私は、この作品をたくさんの資料からアイデアを出したわけではないです。遺跡のようなものを作ってみたいなという思いで作り上げました。変化のなさそうな光や影に対して変化や時間を感じさせる遺跡の古さなどを意識して制作しました。変化するものと変化しないものの差はとても大きいというメッセージを込めました。この作品を完成させるにあたり、土台部分は先生方の指導のもと形を整え、簡単に崩れることのない頑強なものとして創造できるように仕上げました。
土台の上にある小さな四角たちは先生や友人たちの協力のもと作り上げました。最も苦労したと感じたのは、小さな四角たちを、予備の分も合わせて約70個作ったことです。そしてその中から綺麗に四角くなっているものを選別することがとても大変だと感じました。なるべく統一感を出したかったので、長い時間をかけてこだわり抜きました。
『たった1つのもののために最大限こだわり抜く』ということの大切さを実感しました。そしてその考え方を、これからも持ち続けたいと思います」。


3. 生徒の個性を生かし、可能性を伸ばす!誰もが主役の学生時代を応援します
現在、国立新美術館(港区六本木)で開催されている「第108回二科展」に2人の作品が展示されています。
当校では、部活動や課外研修を通して、勉学だけでなく、多様性に富んだ学校教育を運営しております。
進学・就職先も、個人の可能性を伸ばし、将来の進路設計に親身になって応えております。
今後も多様性と先進性を生かしつつ、新しい時代にも柔軟に対応し、活躍する人材を育成していきます。


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プレスリリース提供元:@Press