Institution for a Global Society 2Qは2ケタ増、HR事業が黒字化

2025年11月17日 11:01

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記事提供元:フィスコ

*11:01JST Institution for a Global Society---2Qは2ケタ増、HR事業が黒字化
Institution for a Global Society<4265>は14日、2026年3月期第2四半期(25年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比21.5%増の3.19億円、営業損失が0.46億円(前年同期は1.83億円の損失)、経常損失が0.34億円(同1.85億円の損失)、親会社株主に帰属する中間純損失が0.35億円(同1.86億円の損失)となった。

HR事業の売上高は1.33億円(前年同期比39.9%増)、セグメント利益は0.18億円(前年同期はセグメント損失0.42億円)となった。主力サービス「GROW360」で得られたデータを基に、戦略的なスキルマップの策定から人的資本投資のROI測定までを一気通貫で支援するコンサルティングを提供している。

教育事業の売上高は1.66億円(前年同期比19.5%増)、セグメント利益は0.64億円(前年同期比76.4%増)となった。教育効果の可視化を核心に据え、主力サービスである評価システム「Ai GROW」を軸に事業を展開している。

プラットフォーム/Web3事業の売上高は0.19億円(前年同期比31.2%減)、セグメント損失は0.14億円(前年同期はセグメント損失0.60億円)となった。当初展開していた転職支援サービス「ONGAESHIプロジェクト」は国内市場のレッドオーシャン化を踏まえ国内においての戦略的撤退を決断した一方で、世界的なブロックチェーン市場の拡大を追い風に、2027年3月期でのIEO実現を目標とし、先端技術を中核とするブロックチェーン事業を拡大させた「成長への再構築期間」となった。

2026年3月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比37.7%増の8.30億円、営業利益は0.28億円、経常利益は0.63億円、親会社株主に帰属する当期純利益は0.60億円とする期初計画を据え置いている。《NH》

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