東京メトロ・北綾瀬駅直結の商業施設、名称が「ららテラス北綾瀬」に

2024年12月6日 09:39

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ららテラス北綾瀬の開業イメージ(三井不動産発表資料より)

ららテラス北綾瀬の開業イメージ(三井不動産発表資料より)[写真拡大]

  • 2階アプローチのイメージ。
  • 2階館内のイメージ。
  • 配置図

 三井不動産が東京都足立区の東京メトロ千代田線北綾瀬駅前で開発中の新商業施設名称が、「三井ショッピングパーク ららテラス北綾瀬」(足立区谷中)と決まった。地域の暮らしや北綾瀬駅利用者の利便性を支える施設とする計画で、約50の専門店を集め、2025年6月にオープンする。

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 施設は鉄骨地下1階、地上4階建て延べ約3万2,000平方メートルで、うち売り場面積が約1万6,000平方メートル。スーパーや飲食、ファッション、雑貨、各種サービスの約50店を集め、綾瀬エリア初となる大型フードコートも置く。北綾瀬駅とは2階のデッキで接続し、約200台分の駐車場を確保する。名称は三井不動産が展開するライフスタイルパークの「ららテラス」を採用した。

 主な出店店舗は、スーパーの「サミットストア」やドラッグストアの「トモズ」。食品雑貨では、食物販の「わくわく広場」や、化粧品・雑貨の「アエナ」。衣料品関連では、衣料品の「ジーユー」や靴の「ABCマート」、ベビー・子供服の「西松屋」など。

 その他、書籍の「くまざわ書店」、100円ショップの「ダイソー」、イタリア料理の「カプリチョーザ」、歯科医院の「北綾瀬デンタルクリニック(仮称)」などが出店。

 フードコートには、中華料理の「大阪王将」、つけ麺の「松戸富田製麺」、台湾夜市料理の「横浜中華街台湾美食店886食堂」など10店が登場する。

 ららテラスは、三井不動産が整備している都市近郊者向け店舗。東京都荒川区や川崎市中原区、千葉県船橋市、東京都中央区で計4施設が開業している。

 建設地は北綾瀬駅駅前交通広場や環状7号線に面した交通結節点で、高度経済成長期から急速な宅地開発が続いている。名所のしょうぶ沼公園や谷中公園などが近隣にあり、北綾瀬駅の乗降人員は2023年で1日平均約4万1,000人。最近の約20年で2倍近くまで増加している。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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