三井アウトレットパークマリンピア神戸、グランドオープンが11月26日に

2024年9月20日 08:56

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マリンピア神戸のエントランスイメージ(三井不動産発表資料より)

マリンピア神戸のエントランスイメージ(三井不動産発表資料より)[写真拡大]

 三井不動産が全面建て替え工事を進めている神戸市の大型商業施設「三井アウトレットパークマリンピア神戸」(垂水区海岸通)のグランドオープンが、11月26日と決まった。関西のアウトレット初出店となる20店を含む145店が出店、明石海峡大橋や淡路島を目の前に臨む絶好のロケーションで買い物、グルメ、娯楽を提供する。

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 マリンピア神戸は、敷地面積が建て替え前の1.3倍になる約9万9,000平方メートル。鉄骨2階建ての店舗棟、鉄骨平屋建ての付属棟、鉄骨4階建ての立体駐車場棟があり、延べ床面積約8万平方メートル、店舗面積約3万2,000平方メートル。145店が登場するほか、約2,800台分の駐車場を整備する。

 主な出店店舗は、アウトレット国内初出店になる生活雑貨の「ペットパラダイスビューティアンドファン」や、ファッションの「ロッカールーム」、アミューズメントの「カプコンストアアネックス」、「ポーネルンドあそびのせかい」。アウトレット関西初出店になる自動車の「メルセデス・ベンツ」、ファッションの「エイミーイストワール」、生活雑貨の「デュオ」、スポーツ・アウトドアの「マーモット」など。

 目玉施設は親水公園の「ラグーンコミュニティパーク」。アスレチックやドッグランができるガーデンエリアとウォーターアクティビティを楽しめるラグーンエリア、イベント会場として利用される大屋根広場、ビーチ沿いに神戸の食材を使ったレストランが並ぶフードリゾートゾーンなどがある。

 マリンピア神戸は神戸市垂水沖を埋め立てた造成地の核施設として1999年、「マリンピア神戸ポルトバザール」の名で開業した。2009年度には約230億円の売り上げが出ていたが、近隣商業施設との競争が激化して2019年度は売り上げが約170億円に下がっていた。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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