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【株式市場】日経平均は254円安で3日ぶりに下げるが旅行、紙パ、不動産株など上げる
【日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部】
◆日経平均は3万8110円22銭(254円05銭安)、TOPIXは2661.41ポイント(30.3923.31ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は13億1431万株
8月26日(月)後場の東京株式市場は、ホンダ<7267>(東証プライム)が取引開始後に一段安となったが、その後は回復傾向に転じ、レーザーテック<6920>(東証プライム)は14時過ぎにかけて一段ジリ高など、急激な円高の影響を消化する様子がうかがえた。日経平均は終始安かったが、ソニーG<6758>(東証プライム)は13時過ぎから小高くなり、大引け間際まで堅調に推移。住友不<8830>(東証プライム)が高値引けなど不動産株が高く王子<3861>(東証プライム)などの紙パ株も一段ジリ高となった。日経平均は13時にかけて再び下押したが前場の安値を割らずに持ち直し、大引けは254円安で3日ぶりの下げとなった。
後場は、オープンドア<3926>(東証プライム)が一段高となり、第1四半期決算は各利益とも赤字だったが急激な円高を受けて海外旅行の回復に期待強い様子。東映<9605>(東証プライム)は高値引け。インフォマート<2492>(東証プライム)も一段と上げ、FOOD事業の顧客に外食、食品業界が多く円高は間接的に追い風の期待。アイリックコーポ<7325>(東証グロース)は後場再三ストップ高をつけ、延期していた6月決算の発表日開示など好感。くふうカンパニー<4376>(東証グロース)も一段と上げ連結子会社キッズスター社の株式上場承認など好感。
東証プライム市場の出来高概算は13億1431万株(前引けは6億5477万株、売買代金は3兆3219億円(同1兆6876億円)。プライム上場1646銘柄のうち、値上がり銘柄数は773(前引けは688)銘柄、値下がり銘柄数は830(同916)銘柄。
東証33業種別指数は12業種(前引けは10業種)が値上がりし、値上がり上位は、パルプ紙、空運、不動産、水産農林、陸運、石油石炭、小売り、建設、などが値上がりした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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