成田ニュータウン、7月19日に開業へ 80店集結 「そよら」の旗艦店

2024年6月21日 09:21

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そよら成田ニュータウンの開業イメージ(イオンリテール発表資料より)

そよら成田ニュータウンの開業イメージ(イオンリテール発表資料より)[写真拡大]

 イオンリテールは、千葉県成田市の商業施設「ボンベルタ成田」を改装した都市型ショッピングセンター「そよら成田ニュータウン」(成田市赤坂)を、7月19日に開業する。「そよら」ブランドの千葉県進出は初めてで、同ブランド最大規模の売り場面積を持つ旗艦店となる。

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 そよら成田ニュータウンは、5階建ての本館と3階建てのアネックス館で構成する。売り場面積は2館合計で約3万6,000平方メートル。スーパーの「イオンスタイル成田ニュータウン」を核店舗に約80の専門店を集める。

 イオンスタイル成田ニュータウンは、バイヤーが千葉県銚子市の銚子漁港で買い付けた生マグロ、カジキなど旬の水産物を産地直送で販売。また、千葉県の郷土料理「房総太巻き寿司」、銚子産のブランドサバ「銚大吉サバ」の押し寿司など、地元にこだわった商品を展開する。

 出店する専門店は、和菓子の「なごみの米屋」、100円ショップの「ダイソー」、靴の「ABCマート」、リユースショップの「セカンドストリート」、メガネの「JINS」、アミューズメントの「GiGO」、女性用フィットネスの「カーブス」、自転車の「イオンバイク」、写真館の「フォトスタジオプリンセス」など。

 場所は成田空港やJR成田駅に近く、訪日外国人観光客の立ち寄りも期待している。このため、訪日客に人気の化粧品売り場を充実させるほか、幅広い世代に喜ばれているプチプラコスメも取りそろえる。

 ボンベルタ成田は1992年開業の百貨店型ショッピングセンター。大手スーパーが運営する有力百貨店ブランドの一つに数えられていたが、時代の変化に合わせて都市型ショッピングセンターに転換することになり、運営会社のボンベルタも3月、イオンリテールに吸収合併されている。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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