日産、「キューブ」の認定中古車を限定販売 特別カスタマイズで

2024年1月23日 16:22

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「CUBE Retro Renovation」(写真:日産自動車発表資料より)

「CUBE Retro Renovation」(写真:日産自動車発表資料より)[写真拡大]

 日産自動車は22日、コンパクトカー「キューブ」をベースにした認定中古車「CUBE Retro Renovation」のトライアル販売を、開始した。奈良日産自動車から発売しており、限定20台となる。

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 キューブは、1998年にデビューしたコンパクトカー。ユニークなスタイルで、街乗りからアウトドアまで幅広く活躍していた。2020年に生産終了を迎えているが、現在も中古車市場で取引されている。

 今回トライアル販売が行われる「CUBE Retro Renovation」は、東京オートサロン2023での参考出品車「CUBE Refreshed & Retro CONCEPT」を再現している。従来のキューブとは違い、カスタマイズやリフレッシュを受けた装備が特徴だ。

 トライアル販売では2パターンのパッケージを展開。ひとつ目のリフレッシュパッケージは、各装備を新品に交換し、美観や走行状態の向上を目指している。ダメージがあったり、経年劣化したりした部品を交換し、見た目をブラッシュアップしている。注文者の予算や希望、車両の状態に合わせて、交換パーツやコーティングパックなどを選べる。

 ふたつ目のカスタムパッケージは、レトロモダン調のドレスアップがポイントだ。注文者の好みに応じて、カスタマイズの内容を決められる。エクステリアでは、ホイールカバーや2トーンカラーなどを決められ、インテリアでもシートカバーをはじめ、各種パーツの専用加飾を選定可能だ。

 日産では、今回の限定販売をトライアルとしており、商品や価格の市場受容性を検証し、今後の事業化や対象モデルの拡大を検討するとしている。

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