日産、90周年記念車発売　サクラ・リーフ・ノート・セレナなどに

　日産自動車は14日、創立90周年記念として、複数車種における記念車の発売を発表した。発売時期は、車種によって異なる。

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　90周年記念では、複数の電動車両に「90th Anniversary」を設定した。EV（電気自動車）ではサクラとリーフ、e-POWER搭載車ではノート、ノート オーラ、セレナ、エクストレイル、キックスが対象だ。

　12月14日には、リーフ、ノート オーラ、セレナを発売した。価格はそれぞれ、441万2,100円～558万4.700円、280万9,400円～306万7,900円、377万9,600円。19日には、サクラが発売予定。価格は265万8,700円。2024年1月下旬にはノートが発売され、価格は240万9,000円～269万0,600円。エクストレイルとキックスは2024年春に発表予定で、正確な発売日や価格は発表されていない。

　90周年記念車は各車種において、特別な装備が加わる。まずは全モデル共通オプションとして、「90th Anniversary」のエンブレムがフロアカーペットやナンバープレートリムなどにあしらわれる。ほかにも光の当たり具合で見た目が変化するデカールなど、特別な装備が見どころだ。

　車種別の特別装備にも注目しよう。たとえばリーフには専用17インチブラックアルミホイールを装備。専用クリスタルスエードとレザレットのコンビネーションシートにより、耐久性と耐水性も向上させた。

　ノート オーラでは、カッパー色のフォグランプフィニッシャーや、テーラーフィットをベースにしたシートなどが見逃せない。車種ごとの華やかな装備で、日産の90周年を飾っている。

　日産は1933年の創立から、歴史に残る車種や、革新的な技術を世の中に届けてきた。90周年記念車は、それに華を添えるプロジェクトとしている。