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中古車の買取業者選び、「安心安全」取引のチェックリストを旧車王が公開
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カレント自動車が運営する旧車専門買取サービス「旧車王」は、昨今の中古車業界の不正報道を受け、ユーザーが安心して車を売却するための「中古車買取チェックリスト」を公開した。不正報道が相次ぐ中、車買取に対するユーザーの不信感が高まっており、買取への信頼回復を目指す。
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昨今、ビッグモーターをはじめ中古車買取や中古車店に対する不信感がユーザーに広まっている。もちろん、すべての店舗が不正を行っているわけではないが、大手買取店が大きな不正をしていたことは、ユーザーの不信感を高めている。
そこで旧車買取を手掛ける旧車王は、中古車買取を安全に、そして安心して利用できるよう中古車買取チェックリストを公開した。
中古車買取チェックリストは全部で10項目あり、5項目以下しか当てはまらない業者は注意が必要としている。
公開されている中古車買取チェックリストの中で、特に注意が必要と感じたのは、「二重査定(買取後の減額)がないと説明している」「車両引渡し前の解約希望で、違約金がかからない」「なぜその買取価格なのか、理由を具体的に説明できる」の3つだ。
まず二重査定についてだが、昨今買取業者が非常に多いことから、査定時に他社に負けない高額買取額を提示し、車引き上げ後に減額請求してくるというものだ。二重査定なしと記載があっても、事故歴や重大な瑕疵が見つかった場合は対象外と記載があった場合は要注意だ。
次に車両引渡し前にもかかわらず、解約すると違約金を請求する業者がある。基本的に車両引渡し前のキャンセルに違約金はかからない。サインする前に違約金の扱いを契約約款で確認することだ。
そして意外かも知れないが、買取金額に対する明確な説明できない業者も少なくない。車は走行距離や年式だけでなく、車の状態で価格は大きく変わる。なぜそのような金額になるのか納得できる説明ができる業者は、信頼度が高いと言える。
いずれにしても、旧車王では査定で注意すべき点を公開しているので、買取査定で失敗する前に一度確認してみるとよいだろう。(記事:小泉嘉史・記事一覧を見る)
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