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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日ぶり反発、米長期金利の低下が好感
*09:36JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日ぶり反発、米長期金利の低下が好感
【ブラジル】ボベスパ指数 113607.45 +0.17%
4日のブラジル株式市場は3日ぶり反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比188.41ポイント高(+0.17%)の113607.45で引けた。日中の取引レンジは113036.30-114075.29となった。
買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。米長期金利の低下が好感され、買いは広がった。また、連日の下落で値ごろ感も強い。ほかに、通貨レアルが対米ドルで上昇したことが好感された。一方、原油価格の下落が資源セクターの物色手掛かり。また、経済指標の悪化も足かせとなった。9月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)とサービス業PMIはそろって前月から悪化し、ともに好不況の節目となる50を下回った。
【ロシア】MOEX指数 3134.25 -0.31%
4日のロシア株式市場は小反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比9.63ポイント安(-0.31%)の3134.25ポイントで引けた。日中の取引レンジは3130.03-3154.97となった。
中盤はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再びマイナス圏に転落した。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、経済指標の悪化も指数の足かせとなった。9月のS&Pグローバルサービス業購買担当者景気指数(PMI)は前月の57.6から55.4に低下した。
【インド】SENSEX指数 65226.04 -0.44%
4日のインドSENSEX指数は続落。前日比286.06ポイント安(-0.44%)の65226.04、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同92.65ポイント安(-0.47%)の19436.10で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや縮小させた。海外市場の下落や米金利の上昇を受け、インド市場も売りが先行。また、外国人投資家(FII)の売り継続も圧迫材料となった。FIIはこの日、11日連続の売り越しとなった。ほかに、経済指標の悪化やインフレ率の上方修正、通貨ルピー安の進行などが警戒された。
【中国本土】休場《CS》
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