3日のNY市場は大幅下落

2023年10月4日 06:45

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記事提供元:フィスコ


[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;33002.38;-430.97Nasdaq;13059.46;-248.31CME225;30750;-450(大証比)

[NY市場データ]

3日のNY市場は大幅下落。ダウ平均は430.97ドル安の33,002.38ドル、ナスダックは248.31ポイント安の13,059.46で取引を終了した。金利上昇を警戒した売りが続き、寄り付き後、下落。8月JOLT求人件数が減少予想に反して増加に転じたため強い労働市場を受けて連邦準備制度理事会(FRB)が追加利上げに踏み切るとの観測が強まり、更なる売りに拍車がかかった。また、民主党議員の協力を仰ぎ11月中旬までのつなぎ予算を成立させ政府機関閉鎖回避にこぎつけたが共和党内の保守強硬派からの反発にあいマッカーシー下院議長が解任されるリスクが上昇し政局不安がさらなる売り材料になり終日軟調に推移。終盤にかけ、下げ幅を拡大し終了した。セクター別では小売り・ソフトウエア・サービスの下落が目立った。シカゴ日経225先物清算値は大阪日中比450円安の30,750円。ADR市場では、対東証比較(1ドル149.03円換算)で、ファーストリテイ<9983>、ルネサス<6723>、ANA<9202>、AGC<5201>、三井トラスト<8309>、ソフトバンクG<9984>、HOYA<7741>、SUBARU<7270>などが大きく下落した。《ST》

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