7日のNY市場はまちまち

2023年9月8日 06:47

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記事提供元:フィスコ


[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;34500.73;+57.54Nasdaq;13,748.83;-123.64CME225;32895;+195(大証比)

[NY市場データ]

米国株式市場はまちまち、ダウ平均は57.54ドル高の34,500.73ドル、ナスダックは123.64ポイント安の13,748.83で取引を終了した。中国政府による政府機関職員のアイフォーン持ち込み禁止を警戒した携帯端末アップル(AAPL)株の下落が相場全体を押し下げ、寄り付き後、下落。その後、週次失業保険申請件数が予想外に減少したことや4-6月期の非農業部門労働生産性改定値の改善で景気後退懸念が一段と後退し、ダウは上昇に転じた。一方、金利の上昇を警戒しハイテクの売りが続き、ナスダックは終日軟調に推移。終盤にかけて長期金利が低下に転じ下げ幅を縮小したが下落は消せず、まちまちで終了。セクター別では公益事業や小売りが上昇した一方で、テクノロジー・ハード・機器が下落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪日中比195円高の32895円。ADR市場では、対東証比較(1ドル147.31円換算)でリコー<7752>、セコム<9735>、ルネサス<6723>、三井トラスト<8309>、ソフトバンクG<9984>などが下落し、全般売り優勢だった。《FA》

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