バイクなのに免許不要!? 安全性にこだわった電動バイクSS1　MAKUAKEで販売

　従来の電動キックボードとは大きく異なる仕様で、安定性を重視した車両設計の特定小型原付「SS1」が、クラウドファンディングサイト「Makuake」で販売されている。7月10日に公開されてから僅か5分で目標金額の100万円を達成。現在は2,100万円以上の資金が集まっており、プロジェクトは8月13日で終了予定となる。

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　2023年7月1日から道路交通法が改正され、新たな車両区分に特定小型原動機付自転車が加わった。これにより、免許証不要で公道が走行できる電動キックボードなどが普及しているが、SS1は安全性と安定性を高めたモデルだ。

　SS1は、しっかりと座れる椅子と買い物かごも備えており、原動機付自転車と見間違えるほどだ。しかし仕様は、特定小型原動機付自転車に準じているため、車道も歩道も走行可能だ。

　ボディはコンパクトな造りで、販売は完成品となるため組み立ても不要。16歳以上であれば乗ることが可能だ。

　ただし、特定小型原動機付自転車も、ナンバープレートの取得と自賠責保険への加入は必要であり、どちらも完全に揃えていい無ければ16歳以上でも公道は乗れないため注意が必要だ。

　また保安基準も定められており、公道を安全に走行できる装備や性能を備えている必要がある。道交法改正後は、性能等確認済シールが無ければ公道を走行できない。

　SS1は、性能等確認済シールも取得。航行距離は、1回の充電で45km走行可能。充電は家庭用100Vで4～5時間の高速充電がに対応している。（記事：小泉嘉史・記事一覧を見る）