関連記事
ヤマダデンキ、成田などテックランド6店舗でリユース家電の販売開始
ヤマダホールディングスグループのヤマダデンキは、郊外型家電専門店のテックランド成田(千葉県成田市ウイング土屋)など全国のテックランド6店舗で、リユース家電の販売を始めた。環境に配慮した商品の販売を推進するためで、取扱店舗を順次拡大する方針だ。
【こちらも】愛知のイオンモール豊川、4月4日開業へ ヤマダ、ユニクロなど約190店登場
取扱店舗は成田店のほか、むつ店(青森県むつ市中央)、いわき平店(福島県いわき市平)、栃木店(栃木県栃木市箱森町)、久御山店(京都府久御山町林八幡講)、敦賀店(福井県敦賀市中央)。販売商品は冷蔵庫と洗濯機になる。
洗濯機の場合、回収した商品の外観、機能、付属品を点検したあと、ドラム層を取り出し、部品を分解して内部まで丹念に洗浄。試運転して再度、機能などをチェックしたうえで、付属品を取り付けて再商品化する。いずれも保証期間が2年で、価格は新品販売当時の3分の1程度にする。
ヤマダデンキはこれまで、ヤマダアウトレットリユース店でリユース家電を販売していたが、リユース家電の人気が高まったうえ、環境への配慮が小売店にも強く求められてきたため、テックランドへ販売を拡大した。
2025年の稼働を目的に山口県と東北地方に新たな工場を新設し、リユース家電の再商品化を拡大する考え。これに伴い、リユース家電を扱うテックランドの店舗を順次拡大することにしている。
物価高が続く中、新品同様の高品質でありながら、激安のリユース家電に注目が集まっている。再商品化を進めるヤマダ東日本リユースセンター群馬工場(群馬県藤岡市本動堂)が2022年5月に稼働したあと、ヤマダデンキのリユース家電売上高は前年の約2.6倍に増えたという。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
スポンサードリンク
関連キーワード