ヨドバシ博多ビル、6月にリニューアルオープン 「ロピア」が九州初出店へ

2023年5月17日 16:24

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ヨドバシ博多ビルの外観(ヨドバシ建物発表資料より)

ヨドバシ博多ビルの外観(ヨドバシ建物発表資料より)[写真拡大]

 家電量販店大手・ヨドバシグループのヨドバシ建物は、JR博多駅前の商業施設「ヨドバシ博多ビル」(福岡市博多区博多駅中央街)4階の専門店街を、6月2日にリニューアルオープンする。関東地方を中心に店舗展開するスーパーの「ロピア」が九州初出店する。

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 ヨドバシ博多ビルは、博多駅筑紫口前に建つ地下2階、地上11階建て。地下2階が物流センター、地下1階~地上2階がヨドバシカメラ、3階がファッションフロア、4階が専門店街、5階以上が駐車場で、売り場面積約2万3,000平方メートル。2002年にヨドバシカメラの九州初店舗として誕生した。

 ロピアは、精肉店として神奈川県で創業して以来の強みを持つ精肉を中心に、青果、鮮魚、惣菜、酒類、グロサリーで個性あふれる商品を展開し、初出店の九州へ浸透を図る。リニューアルオープンに合わせ、1階エントランス前特設会場で、九州初出店を記念した買い物券付き保冷バッグを販売するほか、記念抽選会を催す。

 ロピアは関東に加え、中部、近畿の11都府県と台湾でスーパーを、神奈川県で食肉専門店を展開している。精肉を中心とする生鮮食品に力を入れ、高品質商品の低価格販売で他のスーパーとの差別化を図り、急速に店舗網を拡大してきた。

 ヨドバシ博多ビルのリニューアルでは、ロピアのほか、九州初出店となるゲームセンターの「GiGO」、100円ショップの「ダイソー」、元祖もつ鍋もつ焼きの「楽天地」が新たに登場する。

 博多駅前は2011年に新駅ビルのJR博多シティが開業して以来、駅周辺への来訪者が急増し、天神地区と並ぶ繁華街となってきた。特に家電販売ではドスパラなどパソコン専門店、マウスコンピューターのダイレクトショップなどが並び、福岡市を代表する激戦地といわれている。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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