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SELF、ChatGPT連携のチャットボットを提供開始 短期導入・低コスト化
SELF(東京都新宿区)は28日、ChatGPTと自社開発のコミュニケーションAIを連携した次世代チャットボットの提供を開始した。チャットボットの学習や解析を自動化することで、企業が短期間・低コストでチャットッボットを導入できるようにした。
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従来はチャットボット導入のために会話をひとつひとつ登録していたが、テキストやドキュメント、URLなどを渡すだけで準備が終了する。AIが解析を行い、ChatGPTと連携することで会話を生成する。導入企業は挙動確認を行い、ソースコードを貼り付けるだけ。導入企業の社内対応工数を従来の10分の1まで圧縮した。
最短4日で導入が完了し、コストも初期費用15万円から、維持管理費月額15万円からのライトプランを用意。利用会話数や学習対象のドキュメント数で価格は変動する。
初期費用50万円から、維持管理費月20万円からのミドルプランであれば、サイト内容の案内からFAQ対応、セールス、製品情報の提案などにも対応できる。
SELFのコミュニケーションAIは、会話からユーザーを理解し、ユーザーとの関係を構築できることに強みとしている。これに、ChatGPTの持つ圧倒的な会話生成力を連携させるシステムを開発した。
セキュリティ面にも配慮している。メールアドレスや電話番号など個人情報の入力は拒否することが可能。提案情報や話題の範囲も設定できるため、例えばライバル製品の話題には答えないようにするなどの運用もできる。
既にチャットボットを導入している企業が切り替えたい場合も、該当のFAQページを伝えるか、既存データをCSVで渡すなどすればすぐに対応すると言う。
現在、SELFのコーポレートサイト上で体験が可能。「ヘルスケア」「セールス」「転職サポート」「教育への活用」「旅行への活用」「アプリFAQ対応」などから選択すると、実際の使用感を試せる。5月1日と10日には、企業活用セミナーも行う。(記事:土佐洋甘・記事一覧を見る)
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