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熊本パルコ跡、パルコの新商業施設が4月25日開業 星野リゾートの都市型ホテルも
2020年に閉店した熊本パルコ跡に新築された商業ビル「Shinsekai(しんせかい)下通GATE(ゲート)」(熊本市中央区手取本町)で、パルコの新業態商業施設「HAB@(ハブアット)」と星野リゾートの都市型ホテル「OMO5熊本」が、4月25日に開業する。
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Shinsekai下通GATEは、鉄骨地下1階、地上11階建て延べ約1万平方メートル。熊本市の中心商店街に当たる通町筋エリアにあり、下通、上通、電車通りが交差する場所に位置する。1月に建設工事を終え、内装工事に入っている。
パルコが入居するのは地下1階から地上2階の約3,400平方メートル。熊本県内初出店の14店舗を含め、全20の飲食、物販、サービス店が登場する。主な出店店舗は輸入食品の「ジュピター」、アクセサリーの「イノセンス」、バッグの「ブリーフィング」、生活雑貨の「スタンダードプロダクツ」、スイーツの「阿部牧場」、洋食の「オルターン」、ベーカリーの「ブレッディ」、和食の「博多天ぷらたかお」など。
HAB@の名称は、遊びや暮らしのハブ(HUB)ポイントと独自の魅力持つ(HAVE)場所を掛け合わせ、場所を表す@を加えた。街のにぎわいづくりの拠点となることを目指している。
3階以上はOMO5熊本が入居する。客室は160で、大きな円卓を囲んでおしゃべりできる「えんたくルーム」、客室の壁に沿ってテーブルを配置した「うつわルーム」などがある。3階のテラスから熊本城が見えるほか、カフェラウンジを2つ備えている。
熊本パルコは1986年の開業から30年以上営業を続け、地域に親しまれていたが、施設の老朽化や商業環境の変化に伴い、建物賃貸借契約が終了した2020年で閉店した。跡地は建物所有者の三陽が商業ビルに再開発した。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
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