スズキ、4代目ジムニー初「5ドア」モデルを追加 インドで発表

2023年1月18日 11:26

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記事提供元:エコノミックニュース

インドで開催された「AUTO EXPO 2023」で公開した、新型「ジムニー5ドア」 3ドアのジムニーシエラに比べて、全長を435mm、ホイールベースを340mm延長したボクシーなボディ

インドで開催された「AUTO EXPO 2023」で公開した、新型「ジムニー5ドア」 3ドアのジムニーシエラに比べて、全長を435mm、ホイールベースを340mm延長したボクシーなボディ[写真拡大]

 スズキのインド子会社マルチ・スズキ・インディア社は、インドのデリーで開催された「AUTO EXPO 2023」で、新型「ジムニー5ドア」を公開した。かねてより噂されていたジムニーシエラ3ドアのストレッチバージョンで、シリーズ4代目で初めて後席ドアを設けた5ドアモデルだ。

 5ドアは、ホイールベースを延長したラダーフレームのシャシーを基調に、基本的にシエラと同様のボクシーなプロポーションのボディやプラクティカルドリップレールを配したルーフなどを備えたモデルだ。ボディサイズは全長3985mm×全幅1645mm×全高1720mm、ホイールベース2590mm。3ドアのジムニーシエラに比べて、全長+435mm、ホイールベース+340mmとされた。

 インテリアは、キャビン空間が広い後席スペースにゆとりのある専用のリアシートを配備。荷室容量は後席使用時で208リッター、後席を格納すると332リッターまで拡張する。

 パワーユニットは3ドアジムニーシエラと基本的に共通の1.5リッターエンジンで、最高出力104.8ps/最大トルク134.2Nm。組み合わせるトランスミッションは5速MTと4速ATを搭載。駆動機構には2H-4H-4Lの選択が可能な4輪駆動システムのALLGRIP PROを採用した。

 また、オフロード走行で大きな要素となるアプローチアングルは36度、ランプブレークオーバーアングルは24度、デパーチャーアングルは50度を確保し、ユーザーが求める本格的四輪駆動のクロスカントリー車の走行性能を備えた。加えて、幅広いレジャーやライフスタイルに対応した装備も充実している。

 このジムニーとして初めて4代目に加わった新型5ドアモデルは、インドで生産され、中南米やアフリカ諸国にも輸出される。日本国内の展開については触れられていない。(編集担当:吉田恒)

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