健康と医療テーマの複合商業施設「フレスポ阿波座」、12月1日開業へ

2022年11月24日 16:28

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フレスポ阿波座の開業イメージ(大和リース発表資料より)

フレスポ阿波座の開業イメージ(大和リース発表資料より)[写真拡大]

 大和ハウス工業グループの大和リースは、大阪市西区で健康と医療がテーマの複合商業施設「フレスポ阿波座」(西区立売堀)を、12月1日に開業する。スーパー、ドラッグストア、クリニックなど13のテナントが出店するほか、隣接地に英語で保育する「キンダーキッズインターナショナルスクール阿波座校」を併設する。

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 フレスポ阿波座は、旧日生病院跡約6,100平方メートルの敷地に建てられる鉄骨3階建て延べ約9,600平方メートル。1、2階が店舗で、3階が駐車場、バイク置き場となり、約60台分の駐車場と約160台分の駐輪場が設けられる。

 出店するのは、スーパーの「mandai(万代)」、ドラッグストアの「キリン堂」、ベビー・子供服の「西松屋」、100円ショップの「セリア」、ハンバーガーの「バーガーキング」、クリニックの「阿波座くじめ眼科」、調剤薬局の「なの花薬局」、リユースショップの「セカンドストリート」など。このうち、mandaiは11月29日に先行オープンする。

 施設は出力65.7キロワットの太陽光発電を設置するほか、環境負荷の少ない構造に設計し、多くの植栽を配置する。建築環境総合性能評価システムのCASBEEで最高評価となるSランクを目指している。エントランス部分の装飾には、立売堀地区がかつて木材の立ち売りが盛んだった歴史にちなみ、河内材を使用する。

 施設は大和リースが2021年、日本生命保険と土地の賃借契約を結んでおり、施設運営に当たる。開業日の12月1日は午前8時半から1階エントランスで記念セレモニーを予定している。

 キンダーキッズインターナショナルスクール阿波座校は、鉄骨2階建て延べ約1,400平方メートル。開園は2023年1月になる。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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