ホンダ、新型「シビックタイプR」発売 ピュアスポーツ性能を追求

2022年9月5日 08:04

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新型シビックタイプR(画像: ホンダ発表資料より)

新型シビックタイプR(画像: ホンダ発表資料より)[写真拡大]

 ホンダは2日、新型「CIVIC TYPE R(シビック タイプアール)」を発売した。ホンダが誇るフラッグシップモデルのスポーツタイプとして、注目が集まりそうである。

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 シビックタイプRは、1997年に3ドアモデルのシビックが「タイプR」と命名されたのが最初である。その後2010年9月に一度生産を終了したが、2017年9月に復活。最新版ではピュアスポーツ性能を追求しており、これまでのシビックより本格的な走りを期待できる。

 新型シビックタイプRのデザインは、ローアンドワイドのエクステリアが特徴だ。速さと美しさをともに連想させる見た目となった。

 インテリアでは赤と黒のハイコントラストが印象的である。スポーツモデル特有のかっこよさだけでなく、大人の魅力も感じられるだろう。インストルメントパネルはブラック基調で、偏向ガンメタリック塗装による反射光対策を受けている。

 スペックもシビックのスポーツタイプらしい仕様だ。エンジンは先代でも使っていた2.0L VTECターボをベースにしているが、ターボチャージャーを最新型にしたこともあり、最高出力330PS、最大トルク420N・mにアップした。性能向上により、さらにスリリングな走りが可能である。

 ほかにもドライビングフィールの追求によって、さまざまな新パーツを採用している。足回りの支持剛性の強化や、新設計のシフトレバー構造などがポイントだ。

 高速安定性の高さも、新型シビックタイプRを特徴づけている。フロントとリアの両方でダウンフォースを上げたからだ。アルミダイキャスト製のスリムなリアスポイラーで空気抵抗低減も向上している。先進安全運転支援システム「Honda SENSING」も標準装備となる。

 価格は499万7,300円(消費税込)。

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