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大阪・うめきた2期工事、世界最大級の都市公園着工へ 2027年開園予定
うめきた公園の開園イメージ(三菱地所発表資料より)[写真拡大]
大阪市のJR大阪駅北側に位置するうめきた2期地区再開発(北区大深町)で、大阪府・大阪市と、UR都市機構、三菱地所など2期開発事業者JV9社は、月内に都市公園「うめきた公園(仮称)」の整備工事に着手する。公園の面積は約4.5ヘクタールで、都市公園として世界最大級となり、森をイメージした緑のエリアやスポーツ施設、イベントスペースが設けられる。
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うめきた公園は、2期工事エリア約17ヘクタールの中央部に位置する。北側の約2ヘクタールに池や滝を設置して自然豊かな空間を創設する「うめきたの森」、南側の約2.5ヘクタールに1万人規模のイベントを開催できる屋根付きスペースを持つ「リフレクション広場」を設ける。
設計は周辺のうめきた2期再開発エリアの敷地を含めて一体化し、大阪市の都心部に広大な緑を誕生させる。さらに、高さ最大約3メートルの盛り土を北側と南側を結んでうねるように配置し、奥行きと立体感にあふれた景観を創出するほか、日本の四季折々の姿を楽しめるよう桜や紅葉の名所をつくる。
うめきた開発は大阪駅北側の旧貨物駅跡地約24ヘクタールの再開発計画で、「大阪最後の一等地」と呼ばれている。1期工事約7ヘクタールは既に完成し、2013年に複合施設の「グランフロント大阪」が開業した。
2期工事は2020年から民間工事がスタートし、うめきた公園のほか、ホテルや商業施設、集合住宅、オフィスなどが入る北街区の賃貸棟、分譲棟、西棟、南街区の東棟、分譲棟、うめきた地下駅の西口広場が整備される。
2023年春にうめきた地下駅が開業したあと、2024年夏ごろに民間宅地の一部とうめきた公園の一部、広場が先行開業する。2025年春ごろにはうめきた駅ビル、2027年春ごろにはうめきた公園全体が開業、2027年度中に2期工事エリアの街開きが予定されている。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
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