千葉の流山おおたかの森、新商業施設「コトエ」が4月27日オープンへ

2022年3月7日 16:21

印刷

コトエ流山おおたかの森の外観イメージ(大和ハウス工業発表資料より)

コトエ流山おおたかの森の外観イメージ(大和ハウス工業発表資料より)[写真拡大]

 大和ハウス工業は、千葉県流山市のおおたかの森に4月27日、新しい複合商業施設の「COTOE(コトエ)流山おおたかの森」をオープンする。物販棟と飲食棟で構成する近隣型ショッピングセンターで、子育てファミリー層をターゲットに家族で楽しめる施設とする。

【こちらも】流山おおたかの森に新商業施設、ニトリなど入居して6月オープンへ

 コトエ流山おおたかの森は、鉄骨3階建て延べ約3万1,000平方メートルの物販棟と、鉄骨2階建て延べ約2,100平方メートルの飲食棟で構成する。売り場面積は両施設合計で約1万7,500平方メートル。駐車場は約680台分を確保する。大和ハウス工業は年間400万人の来場と100億円の売上高を目指している。

 入居する店舗は物販、飲食、サービスの合計26店。物販棟は食品スーパーの「ロピア」、家電の「コジマ×ビックカメラ」を核テナントにし、ドラッグストアの「マツモトキヨシ」や100円ショップの「キャンドゥ」、酒店、フィットネス施設、音楽教室、写真館、英会話スクールなどが出店する。飲食棟は回転寿司、中華料理店、焼肉店など家族で楽しめる店舗を中心に構成する。

 流山市は千葉県北西部に位置し、人口約21万人。子育て支援施策の充実で30代を中心に人口が急増しており、2011年からこれまでに約3万5,000人の増加となっている。大和ハウス工業はこうした子育て層のニーズを満たすため、家族で楽しめるショッピングセンターとしてコトエ流山おおたかの森を整備していた。

 流山おおたかの森は2005年、つくばエクスプレス、東武野田線の駅が開業したのを受け、駅周辺に新しい街が開発されている。豊かな森に囲まれた中、高島屋グループの東神開発などが大型ショッピングセンターをはじめとする商業施設を相次いで整備し、流山市を代表する拠点に成長している。(記事:高田泰・記事一覧を見る

関連キーワード

関連記事