九州のスペースワールド跡、イオンモールが「ジアウトレット北九州」を4月開業へ

2022年2月4日 07:11

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アソブルのオープンイメージ(イオンモール発表資料より)

アソブルのオープンイメージ(イオンモール発表資料より)[写真拡大]

 北九州市のテーマパーク・スペースワールド跡(八幡東区東田)に進出するイオンモールの大型複合商業施設が「THE OUTLETS KITAKYUSHU(ジアウトレット北九州)」と命名され、4月28日の開業と決まった。既に進出が決定している北九州市の新科学館、民間の英語体験施設に加え、アミューズメントパーク「アソブル」の出店が新たに公表された。

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 ジアウトレット北九州は、スペースワールド跡約27万平方メートルの敷地に整備されている複合商業施設で、イオンモールはこれまで「八幡東田プロジェクト(仮称)」の名称で開発してきた。延べ床面積は約5万7,000平方メートル、うち総賃貸面積が約4万8,000平方メートル。連絡橋でイオンモール八幡東と連絡し、九州最大級のアウトレットモールとなる。

 施設はアウトレットとエンターテイメントを融合する計画。イオンモールはショッピングや特別なひとときを通じた感動体験で、大人から子どもまでが心の化学反応を起こせる場所にするとしている。

 アソブルは福岡県小郡市のアミューズメント企業・ワイドレジャーの新業態。トランポリンのように飛び跳ねられる「ふわふわドーム」、絶滅危惧種の救助がテーマのシューティングゲーム、売上金の一部を地域の子どもたちに寄付するチャリティークレーンゲームなど、子どもたちに未来を考えさせるメニューを用意する。

 出店予定の北九州市新科学館「スペースラボ」、英語体験施設の「北九州グローバルゲートウェイ」とともに、遊んで学べる拠点を形成し、スペースワールドの閉園で沈滞気味な八幡東区活性化の起爆剤となる施設を目指す。北九州市は八幡東区が文化観光の拠点になると期待し、イオンモールと連携してにぎわい創出に全力を挙げる。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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