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セキスイハイム、宿泊できる体験型モデルハウスを秋田でオープン
実邸に宿泊して体感できるモデルハウスの外観イメージ。(画像はセキスイハイム発表資料より)[写真拡大]
セキスイハイム(宮城県仙台市)は28日、秋田市に宿泊体験できる『快適宿泊体験等 秋田』をオープンすると発表した。オープン日は2月19日の予定。実際に宿泊することで使い勝手や住まいなどを体感してもらい、家づくりの検討につなげてもらう。同社は体感型ショールームの全国展開を進めており、その中の新しい取り組みという位置づけだ。
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建物は、実邸仕様とサイズで建築。完全予約制で1泊2日宿泊してもらう。食事や入浴、就寝まで住み心地を体感できるようにした。遮音性や断熱性、気密性、同社の独自換気システム「エアファクトリー」を用いた空気循環などの性能まで確認してもらう。太陽光発電を用いた暮らしや、バスルームやキッチンなどの水回りの先進設備も利用できる。
感染症対策として他の利用者との接触をしないように、1日1組限定で利用できるようにした。コロナ禍でもじっくり時間をかけて安心して見学と体験ができるモデルハウスを提案する。
セキスイハイムはこれまでにも体験型ショールーム「ハイムギャラリーパーク」を4拠点設置しているほか、住宅生産工場の見学コースも展開している。これに実際の設備や規模感を実感できる体験棟を加えることで、顧客の家づくりをサポートする。
体験は16時のチェックインから開始。オリエンテーションを受けて、17時から家族だけでフリータイムを過ごす。夕食時にはIHクッキングヒーターの使い勝手を試せる。入浴は最新のバスルームを体験し、洗面室の温度などもチェックする。就寝時には室内の保温性を確認してもらう。
翌日は7時半の起床を想定しており、朝食後に感想と評価タイムを設ける。11時にチェックアウトするという流れ。宿泊中には、遮音性や空気循環など5つの体感学習プログラムを用意している。
同社は感染症対策としてこれまで実施していた大規模なイベントの実施を中止している。それに代えてニューノーマル時代のアプローチとして開発したのが『快適宿泊体験棟』だ。今回のオープンを皮切りに今後も展開を広げる予定だと言う(記事:土佐洋甘・記事一覧を見る)
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