小田急が神奈川・海老名に商業施設併設の医療モール、4月から順次開業へ

2022年1月22日 16:26

印刷

ビナガーデンズパーチの外観イメージ(小田急電鉄発表資料より)

ビナガーデンズパーチの外観イメージ(小田急電鉄発表資料より)[写真拡大]

 小田急電鉄が、小田急線とJR相模線の海老名駅周辺の開発エリア(神奈川県海老名市めぐみ町)で整備していた複合施設「ViNA GARDENS PERCH(ビナガーデンズパーチ)」が、1月末に完成する。商業施設併設型の医療モールで、医療モール内のテナントが4月から順次開業し、秋以降に商業施設が登場する。

【こちらも】小田急・下北沢駅南西口、複合施設が1月20日開業 ビオラルなど出店

 ビナガーデンズパーチは鉄筋コンクリート10階建て。ウェルネスを基本概念に設計された施設で、上層階の6階に10診療科目のクリニックモール、7階に健診とクリニックの複合型施設、8階に眼科医院と献血ルーム、8~10階にプールやテニスコート、大型ジムを備えたフィットネスクラブが入る。

 低層階の3~5階には、地域ににぎわいを生む商業施設と暮らしをサポートするサービス店舗が入居する予定。

 4月にクリニックモールと健診センター・クリニックが先行して開業したあと、夏に眼科医院と献血ルーム、フィットネスクラブがオープンする。商業施設などの概要はまだ決まっておらず、秋以降の開業になる予定。

 1月末には14階建ての賃貸オフィスビル「ビナガーデンズオフィス」も完成する。神奈川県の県央部で最大級となる基準階フロア面積約1,800平方メートルで、最大約1,800人が就業でき、地域の交流・関係人口の拡大に貢献が期待されている。

 この開発エリアは「「ViNA GARDENS(ビナガーデンズ)」と命名され、小田急電鉄が小田急線とJR相模線に囲まれた約3万5,000平方メートルを開発している。2017年にコンビニエンスストアの「ローソンビナガーデンズ店」と商業施設の「TERRACE(テラス)」が開業。2020年には分譲マンションの「リーフィアタワー海老名アクロスコート」、2021年には「リーフィアタワー海老名ブリスコート」が入居を開始している。(記事:高田泰・記事一覧を見る

関連キーワード

関連記事